以下、山谷の軽い説明です。
山谷は泪橋を中心に広がる地域で、東京都台東区と荒川区をまたいでいます。「さんや」
や「やま」と … かつて、山谷という地名は存在しましたが、現在では、山谷の地名は消滅し、かつて山谷という地名があった一帯を山谷地域と呼んでいます。
大阪の西成区に次いで大きいドヤ街になっています。
ドヤ街というのは日雇い労働者のための簡易宿泊所が密集した場所を指します。
西成区と寿町についての記事も書いているので、参照ください。
→【関連記事】西成区あいりん地区の治安やばい?芸能人最強?外国人ガイド危険?
東京のドヤ街山谷地区!現在の治安が悪い?危険なスラム街?あしたのジョーの泪橋?横浜は?
山谷はいまだに治安が悪いとか危険なスラム街と言われています。
山谷の治安についてYahoo!知恵袋に質問・回答がありました。
以下、質問です。
東京の山谷って治安が悪いんですか?その地域の特徴など教えて下さい
以下、回答です。
東京・山谷、横浜・寿町、大阪・あいりん地区は日本三大寄せ場と言われていて日雇い労働者の街として知られています。
現在は「山谷」という地名は消滅していますが、台東区と荒川区の両区をまたがり泪橋交差点付近に存在する簡易宿所の密集地域を山谷地区と呼んでいます。
この泪橋の交差点付近は漫画『あしたのジョー』の舞台でもあります。
山谷(さんや)という地名は昔はあったのですが、現在の正式名称ではありません。
俗称です。
山谷地区は泪橋(なみだばし)付近を中心に存在しています。
明日のジョーの舞台でもあるため、聖地巡礼で訪れる人も多いようです。
山谷は日雇い労働者の街として知られていますが、高度経済成長を支えた労働者達も現在は平均年齢65歳以上で多くが生活保護の受給者です。
山谷のイメージは日雇い労働者の街で汚い、治安が悪いというイメージがあると思います。
このイメージは西成区や横浜の寿町と同じだと思います。
東京都の山谷の場所は地図上どこ?最寄駅は?
山谷の場所はグーグルマップで示しました。
山谷は旧地名なので、ここからここまでが山谷という線引きは明確ではありません。
が、だいたい赤く囲われたところが山谷にあたります。
最寄駅は南千住駅で徒歩十分の距離に山谷があります。
実には関東圏には東京の山谷以外にも神奈川県の寿町という場所にもスラム街があります。
→【関連記事】横浜寿町の治安はやばい?スラムは危険?ドヤ街で事件?場所は?
東京のドヤ街!山谷は外国人におすすめの格安ホテル街?簡易宿泊所?
現在山谷は、外国人バックパッカーやビジネスマン向けの街になりつつあります。
コチラは山谷にあるホテルの値段表です。
1250JPY(円)とありますね。
1250円だと東南アジアのゲストハウスと同じくらいの値段です。
しかもWI- FI付です。
表記も英語ですし、完全に外国人をターゲットとしているのがわかります。
汚いや治安が悪いというイメージは今後どんどんなくなっていくでしょう。
実際、治安が悪いということは過去の話で、子供が歩いているのも珍しくはありません。
日雇い労働者の減少で宿の経営者は、設備を一新して、数年前から外国人やビジネスマン向けのホテルに方向転換し、今では一般向けにリフォームしたり、
建設ラッシュで新しいホテルも次々でき昔と今ではずいぶん違います。色々な歴史があります。
山谷と聞くとマイナスイメージが強いかもしれませんが今は一般にイメージされるほど、小汚い街でも危険な街でもなく、ごく普通の街です。
普通に住宅街でもあるので学校だって近くにあるし小学生だって普通に一人で歩いてます。
山谷が西成区や寿町と違うのは、ドヤ街からホテル街に変わっていくスピードですね。
西成区や寿町も外国人バックパッカーを中心にホテル街に変わりつつありますが、まだまだ汚く、観光客向け、ビジネスマン向けのホテルとは言えません。
一方の山谷は、リノベーションしたりきれいに清掃したりされていて、清潔感あるホテルも多いです。
中には外国人向けのガイドブックに紹介されていたりします。
以下、山谷が外国人やビジネスマンに利用されていることが書かれた記事です。
大きく変貌しつつある山谷を最近よく新聞やニュースなどでも度々見かけます。
以前、ドキュメントナウというTBSの深夜番組で山谷の宿がでているのを見ました。
最近、山谷を知らない20代の若者や今まで東京で6千円前後のビジネスホテルを利用していた出張ビジネスマンや就活の学生が山谷(南千住)ならその半値ほどの値段で宿泊でき都心部への交通アクセスも良いからと南千住の安宿を利用しているという内容でした。個室2千円台から3千円台と安い宿が多く、交通の便が良いという理由で若い旅行者やや出張ビジネスマンの他に、外国人バックパッカーも多く宿泊しています
山谷は観光名所の浅草やスカイツリーにも近いため、外国人に重宝されているようです。
コチラの写真では大きな荷物を持つ外国人旅行客が写っています。
一見普通の家に見えますが、「Tourist Information」と書かれてあります。
外国人向けの情報センターもあるようです。
これは西成区や寿町にはない光景ですね。
山谷が現在、安宿街として注目され始めたきっかけはサッカーワールドカップのようです。
2002年のサッカーW杯で外国人サポーター達が物価の高い日本で滞在費用を少しでも節約しようと安宿を求めてやってきたのがきっかけで
1泊2千円台という安さが口コミで世界に広がったんだそうです。
山谷のとある宿はバックパッカーのバイブルと言われるロンリープラネット(旅行ガイドブック)にも載ってたり、ニューヨーク・タイムズ電子版で「物価高の東京での掘り出し物のホテル」と紹介されたこともあるそうで外国人旅行者がかなり多いです。値段が安いのも魅力ですが浅草には徒歩で行ける距離で上野・秋葉原・築地・銀座・六本木など外国人にも人気のスポットに日比谷線1本で乗り換えなしで行けるのも人気の秘密かもしれません。
ロンリープラネットは日本ではあまりメジャーではありませんがイギリスの会社が制作している観光ガイドブックです。
日本で言うところの『地球の歩き方』です。
地球の歩き方に比べると挿絵や写真の数がかなり少なく、文字だけです。
旅行会社の広告はありません。
私はよくその周辺宿この周辺宿は楽天トラベルなどでも予約できますがお客様の声を見るとどこも評価が高いです。
1度泊まると気に入ってリピート宿泊する人も多いみたいですよ。
多分、中には山谷と知らないで『安い』というキーワードで泊まる人も結構いるのかもしれませんね。
都内で大きなイベントがあったりすると結構前からどこも満室で予約が取れない時もあります。
東京で用事があるなら、山谷でホテルをとれば、お金が浮きそうですね。
東京と平日に宿泊したら一泊6,000円はします。
金土日祝日だと、10,000円超えることもよくあります。
そう考えると、山谷はどれだけ金銭的メリットがあるのかわかりますね。
東京台東区山谷のホームレスを教会が支援?炊き出しも?ボランティアやカンパも?
山谷のホームレスは教会から支援を受けているようです。
教会だけでなく、その他の宗教団体も炊き出しを行っているようです。
いくつかのボランティア団体のおかげでホームレスなんとかご飯食べられている状況みたいですね。
また、ボランティアだけでは限界もあり、カンパといって炊き出しの募金を集めたりしているようです。
また、山谷のドヤ街の近くにある玉姫公園では、おじさんたちが将棋を打つ光景も見受けられます。
因みに多少雨が降っていても将棋を指しているようです(笑)
山谷は、ごみのマナーが悪く、不法投棄禁止の看板もお構いなしに不法投棄されています。
傘がかかっていたり、大型の家具、電化製品が燃えるごみの日に出されていたりします。
普通の道端にもゴミが落ちていたりするので、山谷はお世辞にも綺麗な街とは言えませんね。
街に景観をもっとよくしていけば、外国人の旅行客、バックパッカーももっと増えるかもしれませんね。
それではHave a nice day!!
コメント