現在は既に閉園されているいわくつきの遊園地エキスポランドについて紹介します。
エキスポランドの概要は以下のとおり。
エキスポランド(EXPOLAND)は、かつて大阪府吹田市の万博記念公園に付帯していた遊園地。1970年(昭和45年)に開催された大阪万博のアミューズメントゾーンとして作られ、閉幕後、1972年(昭和47年)3月15日に営業を再開した。敷地面積は約20ha。2009年(平成21年)2月をもって閉園した。
エキスポランドは事故が起こるまで、大阪の代表的な遊園地でしたが、事故が起こってからは来場者数が激減し、2009年に閉園されてしまいました。
エキスポランドのジェットコースター風神雷神の事故の原因は?首が飛ぶ?目撃者は?跡地は?
万博公園は国立公園。国の天下り団体が管理していた。遊園地であったエキスポランドで事故があり閉演。エキスポ跡地も放ったらかしで、活性化策はなかった。僕が知事に就任し、エキスポランド跡地の活性化を目指したが、国立公園でもあり、この天下り団体が大きな壁となった。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2015年11月16日
エキスポランドの事故について調べてみました。
エキスポランドにはいくつか事故がありますが、最もというかダントツでショッキングだったのはジェットコースター風神雷神Ⅱの事故です。
2007年(平成19年)5月5日、「風神雷神II」の「風神」の車体から車輪と関連する部品が外れて脱輪した。
事故後、客足が伸びなかったため12月9日をもって再び休園し、上述の「風神雷神II」ほか4施設を撤去すると共に改修工事に入ると発表した。2009年(平成21年)春を目処に再開する予定であったが、2008年(平成20年)10月に自主再建を断念、民事再生法を申請し2009年2月に破産手続に移行した。
この事故が起こったのは来場者数が多いゴールデンウイークのことでした。
この事件で一名の方が助からないという大事件になりました。
ジェットコースターって落っこちたらどうしようっているスリルがありますが、実際に落っこちたらシャレになれないですよね!
そういう事故が実際に起こったのが、エキスポランドのジェットコースター風神雷神Ⅱです。
「風神雷神II」は、新型の立ち乗りのジェットコースターであったジェットコースターには1両あたり4人が乗車でき、あわせて24人が乗車できる
このジェットコースターは人気で大変評判でした。
ジェットコースター風神雷神が衝突する前の描写が以下のとおりです。
コース中盤のループを回り、急降下に差し掛かった際、突然「ガギガギ」という重い金属をひきずるような異常音が聞こえた。
▼3両目に乗っていた男性会社員
「コース後半に入ったあたりでガタガタと音が激しくなり、部品の白い破片が横に飛んでいくのが見えた」▼コースターに乗ろうと乗り場に向かっていた15歳女性
「『バリバリ』という物が壊れる音で頭上を見上げた。コースターとみられる部品の破片が飛び散ってきた。白い煙も見えた」
怖いですねー。
事故の前に予兆があったんですね。
この時に、ジェットコースターに乗っていた方々はもうジェットコースターには乗れないでしょうね。
次に、ジェットコースター風神雷神Ⅱが衝突した時の描写が以下のとおり。
ジェットコースターが突然、左に45度傾き、鉄製手すりに衝突
しばらくして、前の方から「よっちゃんがいない。どこ、どこ?」と女性を呼ぶ声
一瞬の静寂の後、女性の悲鳴が耳に飛び込んできた
この事故で小河原良乃さん(19)が車体とレール左側の鉄柵に頭を挟まれていた。
生々しいですよね。
スピードはかなり出ていたので、一瞬の出来事だったようです。
隣に座っていた方はトラウマとかいうレベルじゃないですね。
エキスポランドのジェットコースターオロチの事故は?
風神雷神Ⅱの次に大きかったジェットコースターがオロチです。
日本国内最大規模のぶら下がり式のジェットコースターでした。
エキスポランドの最終期を代表する遊具。宙づり式ジェットコースターで、マスコットの「おろちくん」はエキスポランド全体のマスコット的存在でもあった。2009年8月に撤去された。
関連キーワードでオロチと検索すると、「事故」というキーワードが出てきます。
事故とまではいきませんが、不具合が起こったことがあります。
2007年9月15日14時頃、宙づり式ジェットコースター「OROCHI(オロチ)」が周回を終えホームに戻ってきた後、通常通りホーム直前で減速。乗客に腰の安全ベルトを外すよう指示する場内アナウンスが流れたが停止せず2周目に突入、もう1周するトラブルがあった。
その後に安全装置が作動して停止し、乗客約10人にけがはなかった。エキスポランド社はオロチの運行を急遽取りやめた。
翌日16日に点検を行い、さらに10月19日の吹田市建築指導課の職員による点検でセンサーの誤反応が原因と判明。なぜ誤反応が発生したかは突き止められなかったが、再発防止策として二重の自動車両停止システムを導入し10月20日正午に運転を再開した。
このオロチでの故障は風神雷神Ⅱの事故と同じ年の2007年です。
1年でこんなに不具合が続いたらそりゃ潰れますよね。
「誤反応の発生原因が不明なのに、運転を再開した」とありますが、良くないですよね。
誤反応が起こるかもしれないってことですよね?
誰もそんなジェットコースター乗りたいと思わないですよね。
また、2007年には、オロチ以外にも不具合が起こっています。
・2007年8月10日(ジェットコースター事故からの再開初日)、小型コースター「ワイルドマウス」が緊急停止する事態が発生。発車直後にコースの最も高い位置まで車両を引き揚げる斜面の途中でコンピュータに不具合が生じ、安全装置が作動したため車両が緊急停止した。
・同年10月7日14時半頃、急流すべり「バックスピン」にてボートがコース最後の急流部分を下った直後、乗船中の小学1年の男児がボートの縁に頭を打ち付け、救急車で搬送される事故が発生し、事故を受け同園は遊具の運転を中止し吹田市に報告した。安全ベルトが何らかの原因で伸びた可能性もあるとして、ベルトの伸びしろを30センチ短くし市の了解を受け10日に運転を再開した。
どんだけ不具合起こるんだって感じですよね。
風神雷神Ⅱのジェットコースター事故から再開初日にも不具合が起こっています。
これは評判はがた落ち間違いないですよね。
その後に救急車での搬送。
悲惨な事件が起こってからも3回も不具合・事故が起こっています。
もちろん、エキスポランドの来場者数は激減しました。
エキスポランドの事故に関するネットの反応
GWになると思い出すのはエキスポランドの事故で亡くなった小河原さんのことです。ネイルアーティストと美容師になりたいとのことですが、おそらく同時になるのは難しいので、来世でネイルアーティストに、来来世で美容師になってほしいものですね… pic.twitter.com/kkdpF7nv4E
— アクメ屋台⊿ (@kyouto__) 2016年4月30日
【昔の今日の出来事❸】
続きです
○(1965)国立こどもの国開園
○(1980)駐英イラン大使館占拠事件で英特殊部隊が大使館に突入し解放
○(1988)エベレスト南北交叉縦走•同時登頂成功
(2000)さいたま新都心街開き
○(2007)エキスポランドでコースター脱輪、死亡事故
等々です😤おしまい🤪
※○は写真 pic.twitter.com/CW2EyzGRoh— HAJYAKON (@HAJYAKON) 2019年5月5日
エキスポランドの脱線事故
もう12年経つんだね— ぱってりーと@芦毛好き (@fujimonbo) 2019年5月5日
凄惨な現場に遭遇した時の撮影画像については、2007年のエキスポランド事故(これが原因で廃園)でも大きな問題になった記憶があります。
— 84oca@15年前を回顧中 (@84oca) 2019年5月4日
エキスポランドの事みんな覚えてる?あのヤバめの事故で倒産した。絶叫系が充実してて空いてるとこも含めると富士急より好きだったな
— tojo (@tojo__) 2015年11月15日

エキスポランドの事故はもう10年以上前の話ですが、いまだに語り継がれているんだね。
エキスポランドが閉園になったのは自然な流れと言えます。
ジェットコースターに乗るときは気をつけたいですね。
それではHave a nice day!!
コメント