大阪にかつて存在したジェットコースターアトラクション「フェスティバルゲート」をご存じでしょうか?
フェスティバルゲート (Festival Gate) は、かつて大阪市浪速区恵美須東3丁目4番36号に存在した複合娯楽施設。
第三セクターのフェスティバルゲート株式会社により運営されていた(現在は解散)。略称は「フェスゲ」。大型遊具や娯楽施設と商業施設を合体させた「都市型立体遊園地」として、1997年7月18日に開業。総面積1.4ha、店舗面積5,700m²。約380台収容の駐車場や、約120台収容の駐輪場も設けられていた。
ちょっとした遊園地ではなく、娯楽施設と隣接した、かなり大がかりな遊園地でした。
位置としては、現在も大阪にあるスパワールドに隣接していましたが2007年に完全に閉園しました。
大阪のジェットコースターアトラクション フェスティバルゲートの事故は?
ジェットコースターが大胆に建物を貫く迫力のある外観と、施設自体の入園料が無料であることなどから、開業初年は入場者数が831万人を記録。大いに賑わいを見せた。
しかしそれも束の間、翌年にはアジア通貨危機による不況の煽りで早くも営業に陰りが見え始め、さらに数年後にはUSJの開業や少子化等の打撃を受け入場者数が大きく減少。
飲食店などの店舗は賃料の高さに比して売り上げが落ち込み、店舗は次々と撤退。開業4年後の年間入場者数は、約300万人にまで落ち込んだ。
開業したアジア通貨危機にぶち当たってしまのは運がなかったですね。
現在も盛況のUSJの開業されてしまった感があります。
USJに代表されるように、遊戯施設は定期的な新規のアトラクションの投入が運営の鍵といわれている。しかしフェスティバルゲートは、構造上アトラクションの新設や改修が困難だったことや、USJの開業も客足が伸び悩んだ一因と考えられる。
また来場者数は、少ないけど賃料が高いので、飲食店もどんどん離れていきました。
ついには、経営不振に陥ってしまいます。
フェスティバルゲートと検索すると関連キーワードで「事故」と出てきますが、フェスティバルゲートで事故が起こったことはありません。
しかし、フェスティバルゲートが閉園となる2007年に大阪にかつて存在したフェスティバルゲートでジェットコースターで首が飛ぶという事故が起こりました。
→【関連記事】エキスポランドの風神雷神の事故の原因は?首が飛ぶ?目撃者は?
この一件で遊園地に行く人が減少、多くの遊園地事業が売り上げ減少しました。
フェスティバルゲートの現在跡地は廃墟?心霊スポット?
フェスティバルゲートの現在の跡地は廃墟ではなく、ドン・キホーテ新世界店が立っています。
しかし、2007年に廃業してしばらくは廃墟化していました。
コチラは誰もいない、吹き抜け部分。
入場ゲートをくぐってすぐのところですね。
人っ子一人いません。
まあ、廃業しているので当然ですが、、、
シャッターが閉まっていますが、元々は店が立ち並んでいました。
フェスティバルゲートにはマスコットキャラクターの「タラッタくん」というのがいました。
ゆるキャラですね!
現在、フェスティバルゲートの跡地にはパチンコ屋の「マルハン」「ドン・キホーテ」が立っています。
フェスティバルゲート跡地は一度は更地になり、「ツーテンパーク」「韓流テーマパーク」という名称で娯楽施設を建設しようという試みもありましたが、日韓関係の悪化が原因で頓挫しました。
その代わりにマルハンとドン・キホーテが入ったという流れです。
フェスティバルゲートには当初から現在に至るまで、「世界の大温泉 スパワールド」が存在しています。
それではHave a nice day!!
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