東京都庁職員に採用される方法!日程・科目や配点・試験や面接対策を網羅!

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以下、東京都庁に合格された方に記事を書いていただきました。

 

東京都の採用試験は、都庁と特別区に分かれています。異なる点もありますが、他の自治体でいうところの広域自治体と基礎自治体の区別を思い描いていただくとわかりやすいと思います(もちろん違いも多くあります)。

都庁職員と区役所職員は地方自治体の中でも特に人気で、多くの方が受験しています。そのうえ、受験者全体のレベルも高く、国家総合職などの併願先として受験される方が多いです。

また、日程や筆記試験も他の自治体と異なる点が多いため、注意が必要です。

以下、日程と筆記試験、面接試験について見ていきます。

都庁職員採用試験の日程

都庁の職員採用試験は、他の自治体と異なり例年5月に行われます。

A日程などのように他の自治体と日程が重なることがないため、多くの受験生が併願先としています。

他の自治体と同じく学歴毎に試験区分が分かれています。大学院卒枠であるI類A、大卒枠であるⅠ類B(一般方式と新方式)、短大卒枠であるⅡ類、高卒枠であるⅢ類のほか、キャリア活用採用枠、Ⅲ類障害者枠の日程についても記載します(2019年度の試験日程)。

Ⅰ類AⅠ類B(一般方式)Ⅰ類B(新方式)Ⅱ類Ⅲ類
申込期間インターネット:4月2日(火)~4月8日(月)

郵送:4月1日(月)~4月5日(金)

インターネット:4月2日(火)~4月8日(月)

郵送:4月1日(月)~4月5日(金)

インターネット:4月2日(火)~4月8日(月)

郵送:4月1日(月)~4月5日(金)

インターネット:6月3日(月)~8月7日(水)まで

郵送:6月3日(月)~8月5日(月)

インターネット:6月3日(月)~8月7日(水)まで

郵送:6月3日(月)~8月5日(月)

一次試験5月12日(日)5月5日(日)5月5日(日)9月8日(日)9月8日(日)
一次合格発表6月18日(火)6月5日(水)5月31日(金)10月4日(金)10月4日(金)
二次試験7月3日(水)又は7月4日(木)のうち1日6月20(水)~6月28日(金)の間の1日6月14日(金)又は6月17日(月)のうち1日10月16日(水)~10月18日(金)の間の1日10月16日(水)~10月18日(金)の間の1日
二次合格発表   ー   ー6月26日(水)   ー   ー
三次試験   ー   ー7月8日(月)~7月10日(水)までの間の1日   -   -
最終合格発表7月17日(水)7月19日(金)7月26日(金)11月6日(水)11月6日(水)
Ⅲ類(障害者枠)キャリア活用採用
申込期間インターネット:7月19日(金)~8月7日(水)

郵送:7月19日(金)~8月5日(月)

郵送:6月3日(月)~6月28日(金)

※インターネット申込不可

一次試験9月8日(日)8月11日(日)
一次合格発表9月27日(金)9月20日(金)
二次試験10月9日(水)~10月11日(金)までの間の1日10月12日(土)又は10月13日(日)のうち1日
最終合格発表11月6日(水)10月18日(金)

※Ⅲ類では年齢要件が18~21歳ですが、Ⅲ類(障害者採用)では18歳~39歳になっています。

Ⅰ類Bでは、他の自治体と同様の採用基準で行われる一般方式と民間志願者等も受験しやすい形になっている新方式があります。公務員専願ではなく、専門試験などに自信が無い方は新方式の受験を検討してみてはいかがでしょうか。

都庁職員採用試験筆記試験について

Ⅱ類、Ⅲ類については試験内容、試験対策上のポイント等が異なるため、以下ではⅠ類A、Ⅰ類B(一般方式と新方式)を中心に解説していきます。

専門科目試験について

都庁職員採用試験では、国家総合、国家一般、A日程等と同様に専門科目試験と教養試験科目に分かれています。

特徴的な点としては、専門試験が選択式(正誤)問題ではなく、記述式であることが挙げられます。

記述式試験では、自分が回答できる科目を3つ選択したうえで、自由記述で解答していきます。

そのため、事前に準備をしていなければ論点が分からないだけでなく解答の型がわからず、全く手を付けられずに終わってしまうこともあります。

記述式試験の過去問や模範解答が販売されていますので、そちらを使用して記述式用の対策をすることが重要です。

また、多くの受験者は5科目程度準備をして本番に臨んでいるようです。

本番では3科目だけで良いのですが、年度によっては特定の科目の難易度がとても高いことがありますので、そういう時に他の科目へ急遽変更することができるようにするためです。

また、出題される論点は非常に基本的なものであり、多くの科目は範囲も狭いです。そのため、事前に出題が予測される論点については模範解答を作成しておき、本番ではそれを書き出すだけの状態にしている方も多いです。

このように、都庁の専門科目試験は独自の対策が必要であり、また、多くの時間を費やす必要もあるため、他の自治体よりも専門科目の勉強に割く時間をしっかり確保しなければ合格は難しいと思います。

なお、新方式では専門科目試験は課されず、プレゼンテーション試験が課されています。

教養試験について

教養試験については、他の自治体と大きく異なる点はありません。

A日程やB日程等と科目・出題範囲ともに重なっています。

そのため、記述式である専門科目試験と違い、教養試験の勉強は他の自治体の受験にも直接役立ちます。

しかし、他の自治体と全く同じであるとはいえません。

A日程よりも問題の難易度が高めに設定されている他、教養試験の得点が低い受験者は専門科目試験の採点がされなくなるという、足切りも存在するため、教養試験の得点は受験者平均を見ると非常に高くなっています。

受験上の対策としては、教養試験の苦手科目を1、2科目捨ててしまうことも視野に入れて勉強をすると良いと思います。

都庁の試験は全体的に問題の難易度が高いため、苦手科目は少し勉強しただけでは歯が立たないこともあります。

そのため、試験前までの勉強時間・本番で問題を解く時間を他の科目に当てて、確実にボーダーを超えることを目指すべきだと思います。

実際にこのような捨て科目の設定は多くの受験生が行っており、自分の実力に合った勉強計画を立てる必要があります。

 

このように、都庁の試験では、専門試験と教養試験のどちらも非常に重要であるため、どちらかに偏った勉強をしてしまうと一次試験で落ちてしまいます。

都庁の試験後にA日程などが控えていることを考えると、どうしても教養試験ばかり勉強してしまいがちになります。

そのため、他の自治体以上に早い段階で対策を始めなければならず、受験を検討されている方は、まずしっかりとした勉強計画を立てることから始めてみてほしいと思います。

論文・作文試験について

上記の他にも、Ⅰ類A及びⅠ類B(一般方式)区分では論文試験が、Ⅲ類及びⅢ類(障害者採用)区分では作文試験がそれぞれ課されます。

論文試験については、他の自治体で行われている行政実務とは無関係なテーマについて書かせるものとは異なり、実践的なテーマが出題される傾向にあります

現在自治体が抱えている問題等をテーマとして、資料等も用いながら問題提起・対策提案・自身の見解等を論理的に記述する必要があります。

専門試験、一般教養試験で手いっぱいかとは思いますが、論文試験も重要な科目の1つになりますので、日ごろから文章を書き、ニュースや新聞に触れ、都の政策等を把握しておくことが論文対策に繋がります

作文試験については、学校内の指導や高卒者向け就職本で行っている対策がメインになると思います。

作文の内容にもよりますが、やはり就職試験であるため、自身が働くうえでの目標や都の政策にも関係した内容で書けると高評価になると思われます。

職員採用試験面接試験について

都庁では面接試験が二次試験でのみ行われています。他の自治体では2回から3回面接が行われることが多いため、一度の面接のみで決まってしまう都庁は1度の失敗が命取りになると考えられます。

都庁の面接も内容としては他の自治体と大差はありません。また、全国から多くの受験者が集まるため、「縁もゆかりもない」受験者であっても他の受験者と大きな差はつかないとも考えられます。

しかし、逆に言えることとして「縁やゆかりがある」ことがそれほど重視されないぶん、都の政策を理解した上で、自分の中での信念・目標等をしっかりと定めて面接官に伝えることが重要になります。

都の取り組みは全国に先駆けて行われているものも多く、場合によっては世界に先駆けて行われている取り組みもあります。

日本が置かれている現状と、都が行っている政策との位置づけを理解して、自分の志望理由とうまく繋げていかなれければ、積極的な評価はされないと思われます。

都庁に限らず、行政の取り組みはホームページで公開されています。場合によっては情公開請求をしてみるのも良いでしょう。

筆記試験の対策でいっぱいになってしまう方も多いと思いますが、面接試験前にはぜひホームページ等を入念に確認しておいてほしいと思います。

 

なお、新方式については面接回数が多く設定されており、プレゼン試験も課されています。新方式が採られている理由からもわかる通り、一般方式に比べて、コミュニケーション能力や論理的思考などが特に問われると考えられます。

そのため、新方式については政策や志望動機だけではなく、自己PR、自身の長所を積極的にアピールする必要があります。民間企業の面接などを通してしっかりと説明できるようにしておいてください。

実際に聞かれた質問

・自己PRをして下さい

→事前に準備していたPR(自身の人柄、長所・短所、心意気等)を述べる。簡潔に述べないと低評価になると思われます。

・都庁を志望した理由はなんですか

→自身が携わっていきたい業務に関連付けて、他の自治体と異なる点、都の政策等を述べる

・国家公務員試験は受験されていますか

→私の場合は受験していませんでした。この類の質問には正直に答えるのが一番だと思います。

・他に併願を考えている自治体はありますか

→A日程等で受験を考えている自治体を述べました。私の場合は都庁が第一志望であるとわかる併願状況だったので深堀はありませんでした。

・都庁に入庁してやってみたい仕事は何ですか

→近年東京や京都を中心に観光産業が伸びていることや、私自身が外国人と接点を持つことも多かったことなどから、他国との繋がりに興味を持った理由を交えて説明しました。

・学生時代の取り組みについて教えてください

→サークル活動・ボランティア等の活動について述べる。ここでは役職を盛るなど、就活常套手段を使いました。他の学生にない経験がある方は、ぜひここで活用してください。

・公務員試験の勉強はどのように行っていますか

→私の場合予備校を利用していましたので、正直にそう答えました。急な質問に対応できないと困るため、正直に答えれば良いと思います。

・東京都をどのような街にしていきたいと思いますか

→自身が特に携わりたい業務(私の場合は特に観光)に関連させ、東京都の将来を述べました。このような質問のなかで自身が持っている東京都の知識を上手に使いながら回答できるよ良いと思います。

 

 

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